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芸術祭作品・十日町北部 ブログトップ
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クリストドロス・パナイトウ/もし明日がなかったら [芸術祭作品・十日町北部]

かつての小学校に、時間、記憶、記念行事をテーマにした旧作と新作を展示。校庭にはタイルを敷き詰めた人々が集い、語り、食事をしたり、くつろいだりできる交流の場が登場。

学校中にオーバー・ザ・レインボウが大音響でかかっており、夢の空間のようで、しばし体育館で聞き入っておりました。

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展示は館内は大広間にある写真と花火の展示。一瞬どこの国の廃校なのかわからなくなる。
外にはワークショップで作られたタイルと花鉢が置かれております。くつろぐ…にしては日陰がないのでめちゃめちゃ暑そうです。

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この会場の近くには恒久作品「あかくらん」があり、手ぬぐい、Tシャツなどのグッズが購入できましたよ。


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開発好明/千色屋 [芸術祭作品・十日町北部]

内外を1000色に着色した家の中で、染色が体験できる。里山の風景において際立つカラフルな家で、手づくりの楽しさに触れる作品。

駐車場は作品を通り過ぎて少し奥にあります。30mくらい。家が建て込んでいるところにあるので、路駐は無理。

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カラフルな家はすぐに目につきます。

1Fはワークショップ会場のようになっていて、主な展示は2Fのようでした。色とりどり。

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まだ全部塗りきっていないのかなあ、ワークショップで塗るのかな?とおもい、塗りたい!という衝動に駆られました。会期中進化を続ける作品なのでしょうか。

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千色屋


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京都精華大学/枯木又プロジェクト [芸術祭作品・十日町北部]

私の住む上越市からは最遠の地でした。おまけに工事中で迂回させられたらしく(どこでどうなっていたのかはよくわからない…)、人が住んでいるのかどうかもわからない不安に駆られました。結局、おそば屋さんが見えたり、結構大きな集落が見えたりしてほっとしました。六日町からは比較的近いか。その日から当番に入ったという学生さんが「私も昨日来て迷いました…」ということです。はい。

駐車場は旧枯木又小にあります。工事が無い日はもっと近い距離で到着するらしいです。

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吉野央子/憧憬の小学校 は早苗に覆われた1/5スケールの学校がすっぽり体育館に入っている作品。

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プール脇にももっと小さい小学校が見える。かわいい。なんかどのスケールが本物なのかよくわからなくなりそう。

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2Fに上がると、白い世界。森泰三/Sky Mountains2009。雪が降る妻有を上空から見ればこんなイメージか。

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内田晴之/大地の記憶。

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今はまだ、見ることができないはざ木と彼岸花。長期にわたって観察して見たいと思います。

枯木又プロジェクト

現地で見たい方はここまでね。


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向井山朋子/Wasted [芸術祭作品・十日町北部]

ピアニストの作者が絹の衣服約1万枚を空間にインスタレーションする作品。世界を巡回し、参加者のパフォーマンスが次のコンサートにつながる。

正直最初の趣意書にちょっと引き気味だったけれども。でも、良い作品でした…。

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駐車場は旧飛渡第二グラウンドで広いです。この前で行われている地域の方のおもてなしがうれしい。

男性の方が、この文を読んで引き気味になるかもしれない。女性は、月経にまさに振り回される月日が長いので、結構理解できるのかも。趣意書の文、良く理解できます。いわゆる「ケガレ」じゃないか、と思うと受け入れられないのではないか。月経は自分が動物であること、を思い知らされる瞬間でもあります。そう思えばべつになんと言うこともないのですが、感情は不安定になり、体調が乱れ、いいことは一つもないように思える月経がアートになるのか…。

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一万枚の絹のドレスは天井から大量に吊されています。作品の状態を保つために靴下カバーをつけて、慎重に歩きます。

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カーテンのように吊されたドレスの間に作られた細い道を進みます。このあたりがちょっと象徴的ではあります。

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すっぽりと空いた空間に柔らかなクッションが置かれており、体を横たえることができます。子宮を模したであろう空間。

月経血のコーナー、娘に見せるのが残酷(娘に、ですよ。鑑賞者すべてにというわけではありません)だと感じたのであえて行きませんでした。だってですね、これから30年くらいはずーっと月経とつきあう娘がちょっとかわいそうに思えたのでした。自分は見てみたい、という気持ちがあったんですけどね…。

体や心の声を聞くのに、月経のリズムは非常に有効でありました。ですからとてつもないテーマでもなく、どこにでもありふれた女性誰もがもつテーマなのであります。

Wasted


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ヴァンサン・デュ=ボア/ピエール=アンドレ・ボネ /ライス・ルーム/自転車からの眺め [芸術祭作品・十日町北部]

娘がなぜかこだわる「ライスルーム」。展示場所を変え、再登場。

駐車場は「みよしの湯」駐車場。トリエンナーレセンターもあります。

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音がしますよ。不思議な気分です。

Dsc03892.jpg とりあえず、入ります。何年目だ、このパターン。

「自転車からの眺め」では、生かされることのないエネルギーを表示する。

Dsc03893.jpg どりゃー。がんばれー。

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単位はJでしょうか。8J消費してみました。

効率ばかりで無駄のない社会はつまらないでしょうし。「無駄」という感じ方も違うでしょう。無駄を楽しむゆとりが欲しい、今日この頃、であります。

ライス・ルーム/自転車からの眺め

 

現地で見たい方はここまでね。


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