雪アート:舟見倹二・堀川紀夫・外山文彦・藤井芳則/雪中凧揚げ [越後妻有2009冬]
かき氷マウンテンを楽しんで、メイン会場に戻る頃になると、雪も相当激しくなっていました。
立体凧も揚がったり、降りたりで相当難儀をしてるようでありました。
で、結局満足な写真も撮れず、会場を去る時間も迫ってしまったのです。なんか二年連続で雪にたたられてしまいました。来年こそは!
翌日はよく晴れて、雪アートの白と青空がよく映えていたらしいです。雪アート広場関連の他の方の記事を紹介しておきます。
新潟現代美術HP http://shimotori.hp.infoseek.co.jp/09-s.htm
日本の原風景 http://blog.livedoor.jp/matunoyma_sato/archives/50778448.html
新潟日報記事 http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=157435
あと、日があわずに断念したサカキマンゴー演奏会の記事
http://blog.livedoor.jp/matunoyma_sato/archives/50778527.html
雪まつりの他の会場ものぞいてこようとか、農舞台会場が気になる、ということで一時間ちょっとの滞在でしたが、楽しかった!おもちのふるまいなどもいただけて良かった!です。
雪アート:富永敏博/かき氷マウンテン [越後妻有2009冬]
この作品はミオンなかさと会場のもっとも奥まったところにあり、本当にあるのかどうか、ちと不安でした。でも、あったあった。まさに作りたての会場に到着。
新雪を集めて、山状に盛り上げて、上からシロップがかけられてる。遠くからでも甘い匂いが漂ってくる。
大小10基近いかき氷マウンテン。
「イチゴ味がおいしいですよ、新雪だから大丈夫!」。そうそう、我々は親から雪では遊んでもいいけど、食べていいとは言われませんでした。むしろしかられた。結構どきどきしながら、せっかくですのでいただきます!
メロン味、抹茶味。
イチゴ味。確かにうまい。ブルーハワイ味に上り無理矢理食す娘、「おいしー。」
「夏もまたやりますから、来てくださいね、待ってますよー」とおっしゃるのは多分作家さんなのでしょうが、夏?てことは、芸術祭参加作品?この規模で?そりゃすごい。真夏の妻有の川縁に、かき氷が登場するのかな。なんか豪華だなあ。
雪アート:堀川紀夫・藤井芳則/雪上絵 [越後妻有2009冬]
昨年はものすごい雪の降り方で、全く見られなかった雪上絵。今年は…と思っていたら、湿った大粒の雪がどさどさと降ってきた。今年も見られなかったらどうするよ、と思って早めに見学しよう、と移動。
中里に伝わる大蛇が出現!
すごい!大胆!白い雪原に黒々とした体を横たえる大蛇。かっこいい!
しばしほれぼれと見惚れてました。しかし雪の降り方はひどくなる一方でした…。
雪アート:大久保淳二・堀川紀夫・舟見倹二/夢の大ぞり [越後妻有2009冬]
昨年復活した大ぞりが、装いを変えて登場。
羽がつきました。後で知ったのですが、先頭に着いている赤い円は鏡だったらしい。
乗ってみた。やっぱり高い。
雪がザラメ状なのでなんか滑りがいい気がする。おまけに今年は去年よりそり運行の回転半径(?)が狭い気がする。わー。横にすべるう。などと怖がっていたけど、そりはびくともせず、揺れもせず、威風堂々と運行したのでありました。
乗った後は、今度はちょっと引いてみたかったんだけど、雪がひどくなってきてそりに乗ろうというお客さんが少ないのでありました。
雪アート:前山 忠/地平線 [越後妻有2009冬]
今回ほど自分の写真の腕のなさを感じたことはありません。もともとそんなもの無いんですけど、記録にすらなってないです。作品が良かっただけに、もう…。
雪の山にピンと青い糸が一本張られている。その緊張感があたりのにぎやかさを打ち消すように。
いろいろと想像力をかき立てられる作品でした。