雪アート：富永敏博／かき氷マウンテン

この作品はミオンなかさと会場のもっとも奥まったところにあり、本当にあるのかどうか、ちと不安でした。でも、あったあった。まさに作りたての会場に到着。

　

新雪を集めて、山状に盛り上げて、上からシロップがかけられてる。遠くからでも甘い匂いが漂ってくる。

大小１０基近いかき氷マウンテン。

「イチゴ味がおいしいですよ、新雪だから大丈夫！」。そうそう、我々は親から雪では遊んでもいいけど、食べていいとは言われませんでした。むしろしかられた。結構どきどきしながら、せっかくですのでいただきます！

　

メロン味、抹茶味。

　

イチゴ味。確かにうまい。ブルーハワイ味に上り無理矢理食す娘、「おいしー。」

「夏もまたやりますから、来てくださいね、待ってますよー」とおっしゃるのは多分作家さんなのでしょうが、夏？てことは、芸術祭参加作品？この規模で？そりゃすごい。真夏の妻有の川縁に、かき氷が登場するのかな。なんか豪華だなあ。

 

コメント 4

スキーに行ったとき、コンデンスミルクをかけて食べましたね！
でも雪の核って空中のホコリやチリですからちょっとこわいので最近はやってないですけど、まあ毎日じゃないので大丈夫なんでしょう。
雪アートは、雪が無いと困るしあまり沢山降るとそれも難儀そうだし按配が難しそうですね。ほんとうは雪の降らない地域の人が雪国を体験できると良いと思うのですが、どうなんでしょうね。
by イナゴハビタンボ (2009-03-01 23:55) 

コンデンスミルクですか！おいしそうですね。

雪アートは、本当にその年の積雪量、当日の降雪量に左右されてしまうので、作家さんも気の毒というか、計画の変更はごく当たり前に行われてしまうようです。今回も一つ全く展示されなかった作品がありましたしね。

雪の無いところの人たちは何に驚くのでしょうね。以前静岡の子どもたちのスキー授業のボランティアをしたことがありましたが、積もっている雪よりも、空からくるくると舞い降りてくる雪に非常に興味をもってましたね。あと、真夏の松之山大厳寺高原の雪まつりはいつも盛況なので、やっぱり実物なのでしょうか。私たちは雪景色は見慣れているので、あまり見慣れない大ぞりや雪上絵が楽しいのですが、かまくらもなー、子どもの頃はまず間違いなく入ってるし…。どうなんでしょうね。

そうそう、ツアーの皆さんはとてもよろこんでましたね。かんじきはいて雪原歩き回ってました。
by Yuki (2009-03-02 20:24) 

この作品展示は、夏の本展示に向けたデモンストレーションとして先行的に実施したもののようです。本展示の場所がどこになるか私は知りませんが、まさに大厳寺高原あたりになるのではと予想。

南関東や静岡などでは、「雪が積もる」という現象がまれです。先日も東京で雪が降りましたが、たいてい積もる前にとけてしまう。積もるぐらい降れば子どもは大喜びで、大人はいろいろ日常生活に支障が出て煩わされますが、子どもと一緒に雪遊びを楽しむ親や先生は少なくないでしょう。
個人的には、雪が積もると、日頃見慣れた街の風景がいつもと違って見えるところに趣を感じます。脅威を感じるほどの降り方ではないのでそういう感覚になります。このあたりは、昔「北越雪譜」に書かれたそのまんま。
by T.S. (2009-03-06 21:17) 

>まさに大厳寺高原あたりになるのではと予想。

確かに、それならば納得がいきます。娘がやたら行きたがってます。雪国のスキー嫌いな子どもでも、真夏の雪には惹かれるみたいです。

＞日頃見慣れた街の風景がいつもと違って見える

そうですね～。だいたい２日目くらいまでは趣を感じますが、そこから先はもう、鬱々としてしまったりします。新潟県は季節性のうつ病の比が高いらしいですし。
そして１ｍ越えた頃、雪ほりの案配を見計らって家族ケンカが勃発するし。「もう、掘らなくちゃ」「まだ大丈夫だわ」「でももうふすまが開かなくなってるから、危ないんだわ」「ふすまが開かないぐらい、どうってことないわ」。毎年同じ言葉でケンカしているダンナと姑。それも今年はありませんでした。そういう意味では小雪で家族平和。

by Yuki (2009-03-07 19:43)