杉浦 康益/畦の花館 [芸術祭作品・川西]
2006年の風のスクリーン、2009年の風の砦、いずれもすてきな作品でした。被災して現在は見ることができなかったと思ったけど…未確認です。
前作はそれぞれ抽象的な作品だったけれど、今回は陶の花。古民家の2階に、花びらの一つひとつまで精巧につくられた陶の花のオブジェ約10点を展示。古い民家の佇まいを華やかな空間に変貌させる。
駐車場は国道から集落に入る手前に集会所があるので、その手前に3~4台。そこから展示場まで徒歩30秒。冷たい清水が迎えてくれます。道幅が狭いので、作品のあるお宅の前まで乗り付けないでおきましょう。
急な階段を2Fに上がると、日当たりのいい部屋にたくさんの陶の花が咲いています。
部屋には以前の作品の押し花が残っており、またその雰囲気と相まって秘やかに咲く花たち。
4部屋に花は咲いており、南側は和室の畳の上に、北側は板間の鏡の展示台にあります。
でも、天井裏のような狭いスペースにそっと咲く小さな花がとても可憐で美しい。
うっとりと拝見させていただきましたよ。
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